2019年1月12日土曜日

継手・仕口

東広島市のH様邸。

解体工事が始まりました。

築60年くらいでしょうか。

竹こまいの土壁、立派な日本建築のお家です。

間取りの変更などもない、一部木組みをばらします。

大工さん曰く、闇雲に壊すだけではなく、組んだ順の逆から壊していくとスムーズなのだとか。

木組みの継手をばらしていくと、このお家を作られた大工さんの仕事が見えてきます。

ボルトなどを使わずに、こういった継手や仕口で木と木を結合していたんですね!




これが



ここにはまって、スライドされて固定されたり。


これが

こう結合されて、小口が見えないように留めてあったり。

the職人の仕事って感じですよね。

他にも継手や仕口の種類は多種あり、なかには複雑難解なものもあるようです。

こういったものを改めて調べてみるのも面白いかもしれませんね!